2012年06月03日

とんことり

子どもが図書館で借りてきた『とんことり』という絵本。

筒井頼子さん作・林明子さん絵の絵本です。
このコンビでは、以前紹介させていただいた『はじめてのおつかい』や『あさえとちいさいいもうと』などたくさんの絵本が出ていますが、どれも心温まる作品ばかりです。

『とんことり』は、引っ越しで知らない土地にやってきた女の子(かなえ)の家のポストに、“とんことり”と小さな音を立てていろんな贈り物が届く・・・というお話です。
贈り物は、スミレの花束・タンポポの花・たどたどしい字で「ともだちは いいです みんな まっています」と書かれた手紙・そして折り紙で作ったお人形。

そして初めてかなえは、贈り物をポストに「とんことり」と届けてくれていた女の子に会います。
そこで、かなえと女の子はお友達になるのです。

その挿絵がこちら。私が大好きな挿絵です。



女の子2人が、とても楽しそうで嬉しそうで可愛らしくて・・・
なんて可愛い心が温まる絵なんだろうかと。
原画のコピーがあったら、飾っておきたいくらいです。

知らない土地で不安がいっぱいだったのに、友達ができた喜び。
お友達になりたくて、心を込めて贈り物を届けた女の子の気持ち。
全てがあらわされた、素敵な絵本です。  
タグ :林明子


Posted byだっこちゃんat 21:47 Comments(0) 子どもの絵本

2012年05月07日

GW終了!

GWも終わり、今日からまた日常生活が始まりましたね。
昨日のGW最終日は、午後から雹まで降ってくる悪天候になり、本当にびっくりしました。

茨城では竜巻が発生し、家屋の倒壊や怪我、そして亡くなった方までいらっしゃるとのこと、この場を借りてお見舞いとお悔やみを申し上げます。


我が家はGW最終日、午前中に近所の城北公園に隣接する図書館に本を借りに行き、その後今が盛りの『なんじゃもんじゃ』を鑑賞し、公園で遊んでお昼前に帰宅しました。

こちらが『なんじゃもんじゃ』です。


本当の名は『一葉たご(ひとつばたご)』というらしいです。
まるで雪が積もったようでしょう?この花が城北公園に、この時期たくさん咲くんですよ。一見の価値ありです。
昨日もなんじゃもんじゃを愛でながら、お弁当を広げる方がたくさんいらっしゃいました。
我が家は残念ながらお弁当持参ではなかったため、公園で少し遊んだあとは帰宅してお昼を食べました。

そして帰宅後は、絵本の時間。
子ども達はそれぞれ3冊ずつ、好きな絵本を借りてきました。

小学1年生の長男はこちら

バムとケロシリーズは私も子どもたちも好きで、「バムとケロのさむいあさ」と「バムとケロのおかいもの」は家にあります。
作者の島田ゆかさんの絵本は、絵がとてもきれいで細部まで描いてあり、また他のお話(ガラゴシリーズ)とつながっていたり、画面の隅っこなどの小さいキャラが何ページにも渡ってずっと何かをしていたりして、それを探しながら読むのも楽しいです。

年中の長女はこちら

兄を見て1年生に憧れ続けている長女は、左上の「いちねんせいシリーズ」が大好きでいつも借りたがりますface15
「はじめてのおつかい」は私が子どもの頃読んで好きだった絵本ですが、主人公の女の子の名前と長女の愛称が同じで、懐かしさもあり思わず長女に「お名前が一緒だよ♪」と薦めてしまいました。
この絵本、5歳児が1人でおつかいをするという、現代では諸事情により無理な設定ですが、主人公の女の子が一所懸命おつかいをする様子に思わず涙が出そうになってしまい、こらえながらの読み聞かせになりましたicon11

そして1歳8か月の次男はこちら

「だるまさんシリーズ」は最近の次男のお気に入り♪
絵本のだるまさんの真似っこをして、おじぎしたり寝そべったりするんです。この絵本、かなりおススメです。
写真の「だるまさんの」の他に、「だるまさんが」と「だるまさんと」があります。
そして「ピッツァぼうや」は自分で見つけて「コレ、コレ」と持ってきたのですが、実は次男の大好物はズバリ!ピザemoji01

はじめこの絵本を持ってきたとき、パパが見つけて持たせたのかと思っていました。
でもパパに聞くと「知らない」とのこと。
1歳児に字が読めるわけもなく、表紙にピザの絵があるわけでもない(ついでに言うと中にもピザ自体の絵はない)それなのに全くの偶然で手にした絵本がピッツァぼうやemoji01
「これを持ってるあなたがピッツァぼうやじゃないの!」と言って大笑いしてしまいましたface22

自分が子どもの頃読んでいた絵本を観るのも好きですが、子どもが探してきた絵本を読んでみるのもとても楽しいですね。
  


Posted byだっこちゃんat 15:17 Comments(0) 子どもの絵本