2011年11月27日

東京お別れ遠足

昨日の土曜日、長男の保育園の卒園お別れ遠足がありました。
子どもたちが通う保育園は、徳川家に関係のある仏教系の保育園であるらしく、お別れ遠足では東京の増上寺にお参りします。
そのついで?に、東京タワーや上野動物園にも行くので、子どもたちはもちろん私もなんとなく楽しみにしていた遠足でした。

朝は6時45分に保育園に集合。観光バスで7時に出発しました。
5時半起きで眠いはずなのに、バスの中では興奮して眠らない長男は元気なまま東京タワーに到着しました。


1時間ほど東京タワーで過ごし、その後増上寺へ。


増上寺ではお昼食をいただきました。
これが大人用で
こっちが子ども用

これは実は我が子のお弁当ではなく、お友達のお弁当です・・・。
大人の席と子どもの席は別にあり、子ども用のお弁当をカメラに収めようと我が子のもとに出向くと、既に真ん中のおかずが食べつくされている!長男は早食いなのです・・・。
その為、まだあまり食べていなかったお友達に「ごめん・・・写真撮らせてもらっても良い?」と頼むと「うん!いいよ!」と快諾していただき、撮らせてもらいました。ありがとう。

その後、大人は徳川将軍家墓地へ

徳川将軍家墓地は一般公開されていなくて、お別れ遠足の時には特別に「ギギギィ~」と扉を開き拝観させていただくそうなのですが、今年は大河ドラマ『江』のおかげか特別一般公開中で、たくさんの一般のお客さんと一緒の拝観になり、かなり慌ただしい拝観になりました。歴史好きで拝観を楽しみにしていた私にとっては、少し残念なタイミングでした。

そして本堂前で写真撮影をし、お堂に上がってお参りになりました。
お坊さんが5人ほどいらして本格的な『儀式』で、子どもたちは読経の声が高まる中一人ひとり進み出てお守りをいただきました。
「増上寺に参拝なんて、なんでまた?大袈裟な??」と思っていた私でしたが、とても荘厳なありがたい気分になり、子どもたちにとってもこういう機会があるのは良いことだなあと思いました。

次に向かったのは子どもたちが楽しみにしていた上野動物園。
パンダ館は混んでいましたが、何とか見られました。
男の子のシンシンはすっごく動き回っていました。女の子のリーリーは、たくさんの見物客に背を向けひたすらお食事していました。

でも私たち親子がパンダよりも夢中になったのは・・・カバ!

カバを生で見たのは初めての私たち。小型自動車くらいの大きさで、ひたすら食べまくる姿に親子で大興奮してしまいました。

16時過ぎに上野動物園を後にし、保育園に着いたのは19時半頃。自転車で家まで帰りました。後ろのチャイルドシートに乗った長男が「ママ、今日は保育園最後の遠足だったんだよね?」と聞いてきました。
私は「あっ、でも3月頃に年少・年中組さんと一緒に日本平動物園に遠足に行くでしょ?それが最後だよ」と答えつつ、ハッと気が付きました。
「あっ・・・でも・・・そうか、3月の遠足はママは一緒に行かないから・・・今日がママと一緒に行く最後の遠足だったんだね。小学校に行っても遠足はあるけど、もうパパやママは一緒に行かないんだよ。大きくなると段々そうなるんだよ。」

そうか、今日がこの子と一緒に行く最後の遠足だったんだ。
もうこの子と一緒に遠足に行くことはないんだ。なんで帰り道で気がつくんだろう?私ってば。
涙が出そうになってしまうのをこらえながら「でもママは、ずうっっと〇〇(長男の名)のことが大好きだからね」と、なんだかトンチンカンなことを言うと、長男は「うん」と言っていました。

2歳差で長女、さらに3歳差で次男がそれぞれ生まれ、慌ただしく過ごす生活の中で、本当に本当に久しぶりに長男と一日中二人きりで過ごすことができました。
バスの座席で靴を脱ぎたがる長男の靴を脱がしたり「ママ履かせてよ」と、いばって甘えてくる長男に「はいはい」なんて靴を履かせてやったり。
パンダが見えにくかったので抱っこして見せてやったり。ずっと手をつないで動物園内を歩いたり。本当に楽しかった。
長男は忘れてしまうかもしれないけれど、私にとっては宝物のような一日でした。
こんな機会を用意してくださった保育園の先生方、そしてお留守番を頑張ってくれたパパと長女と次男に・・・感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にどうもありがとう。  


Posted byだっこちゃんat 22:41 Comments(0) 日々のこと