2012年05月23日
子どもが忘れっぽいのって…
長男が小学生になって、もうすぐ2か月になります。
6年間お世話になった保育園から、“小学校&児童クラブ”という新しい生活が始まって2か月経つわけですが、親である私自身がなかなか「小学生の母」になれていない気がします。
というのも、長男が通い現在も下の2人が通う保育園は1学年1クラス。
学年によって差がありますが、長男のクラスはずっと“人数の少ない”クラスでした。卒園時にも18名のお友達しかいなかったのです。
途中、数人のお友達の出入りはありましたが、ほぼ2歳児クラスから年長までの4年間は同じメンバーで過ごしてきました。
幸い長男のクラスには乱暴なお子さんなどがいなくて、まとまったとても良いクラスでしたし、そのせいか付き合い辛いような保護者さんもいらっしゃらず、とても良い関係で数年間を過ごしました。
そんな私たち保護者が、卒園を控え心配したのは「あまりにも揉まれないで来ちゃったから、小学校に行って大丈夫なんだろうか??」ということでした。
小学校ではクラスメイトも増える。乱暴な子も意地の悪い子もいるだろう。その中でうちの子大丈夫なのかしら?と心配になったわけです。
でも新しい生活に胸躍らせる長男に、不安な気持ちを悟られないようにしなければ!と思いました。
自分たちだって通って来た道。
意地悪な子なんて、たくさんいた。私は転校生の経験もあるから、軽くいじめられたこともある。でも普通に過ごしてきたんだ。だから大丈夫。
そんな気持ちで毎日「いってらっしゃい」と送り出し、児童クラブに迎えに行って機嫌良くランドセルを背負って出てくる長男の顔を見てホッとする・・・そんな毎日が2か月近く続いています。
というのも、やはり子ども同士、いろいろなトラブルや意地悪を受けることがあるんですよね・・・。
児童クラブ初日でそういったことに遭遇してしまった日には、やはり心配でたまらなくなってしまうのです。
ちょっと後ろから押されて、片足がビオトープに浸かっちゃった・・・なんてのは「ははは、そんなことは良くあるよ
」と笑い飛ばしたのですが、笑い飛ばせないようなことがあったりすると「大丈夫なのかな」と心配になったりするのです。
先日は、帰宅途中のおしゃべりの中で、長男の物言いがやけに刺々しく「どうしたの?何か嫌なことがあったの?」と聞くと、一瞬泣きそうになりながら、嫌だった出来事を話してくれました。
そんな時は、気持ちが張り裂けそうになります。頭に来ることもあります。
長男には「いろんな子がいるからね。優しい子も意地悪な子も。意地悪な子はだんだん優しくすることを覚えていけると良いね。長男くんは意地悪な子の真似をしないようにね。今日はママにお話ししてくれてありがとう。ママはすごく嬉しかった。これからも何かあったらパパやママに言ってね。大人同士がお話ししなければいけないこともあるからね。」と話しています。
ママに話しても無駄だって思われないように。
ママは味方だってわかってもらえるように。
そして、ママに話すと大事になってしまうから、もう話すのはやめようと思われないように。
そんなふうに嫌なことがあっても、基本的にいつも「楽しい♪」という長男。
ふと、思いました。
子どもは忘れっぽくできているのかもしれない、と。
例えば、遊びに入れてもらえなくて仲間外れにされちゃうことなんて、子どもの世界ではよくあることだと思います。
「い~れ~て♪」と言って「だ~め~よ!」と返されて、へこんで泣いたりしても、次の日には仲良く遊んでいたりします。
打ちひしがれてずっと引きずって傷ついていたら、2度と遊べなくなっちゃうと思うんですよね。でもすぐ仲直りしている。
だから子どもは忘れっぽい。
忘れっぽくなければ、子どもの小さな心はズタズタに傷ついて立ち直れなくなってしまうのではないだろうか・・・こんなふうに思いました。
そう考えると、「帰ったら手を洗いなさい」とか「給食袋を出しなさい」とか「靴は揃えて脱ぎなさい」とか・・・毎日毎日同じことを言って怒ったりしてますが、仕方がないところもあるのかも・・・なんて思えたりします
だからと言って「じゃあ、いいよ」ではないですけど!
そして忘れっぽいからといって、親自身が我が子を傷つける言動をすることがないよう、気を付けなければいけないと思いました。
もっと大きな心で「ど~んとこい!」と構えていられる母親になりたいなあ・・・と思う今日この頃です
6年間お世話になった保育園から、“小学校&児童クラブ”という新しい生活が始まって2か月経つわけですが、親である私自身がなかなか「小学生の母」になれていない気がします。
というのも、長男が通い現在も下の2人が通う保育園は1学年1クラス。
学年によって差がありますが、長男のクラスはずっと“人数の少ない”クラスでした。卒園時にも18名のお友達しかいなかったのです。
途中、数人のお友達の出入りはありましたが、ほぼ2歳児クラスから年長までの4年間は同じメンバーで過ごしてきました。
幸い長男のクラスには乱暴なお子さんなどがいなくて、まとまったとても良いクラスでしたし、そのせいか付き合い辛いような保護者さんもいらっしゃらず、とても良い関係で数年間を過ごしました。
そんな私たち保護者が、卒園を控え心配したのは「あまりにも揉まれないで来ちゃったから、小学校に行って大丈夫なんだろうか??」ということでした。
小学校ではクラスメイトも増える。乱暴な子も意地の悪い子もいるだろう。その中でうちの子大丈夫なのかしら?と心配になったわけです。
でも新しい生活に胸躍らせる長男に、不安な気持ちを悟られないようにしなければ!と思いました。
自分たちだって通って来た道。
意地悪な子なんて、たくさんいた。私は転校生の経験もあるから、軽くいじめられたこともある。でも普通に過ごしてきたんだ。だから大丈夫。
そんな気持ちで毎日「いってらっしゃい」と送り出し、児童クラブに迎えに行って機嫌良くランドセルを背負って出てくる長男の顔を見てホッとする・・・そんな毎日が2か月近く続いています。
というのも、やはり子ども同士、いろいろなトラブルや意地悪を受けることがあるんですよね・・・。
児童クラブ初日でそういったことに遭遇してしまった日には、やはり心配でたまらなくなってしまうのです。
ちょっと後ろから押されて、片足がビオトープに浸かっちゃった・・・なんてのは「ははは、そんなことは良くあるよ

先日は、帰宅途中のおしゃべりの中で、長男の物言いがやけに刺々しく「どうしたの?何か嫌なことがあったの?」と聞くと、一瞬泣きそうになりながら、嫌だった出来事を話してくれました。
そんな時は、気持ちが張り裂けそうになります。頭に来ることもあります。
長男には「いろんな子がいるからね。優しい子も意地悪な子も。意地悪な子はだんだん優しくすることを覚えていけると良いね。長男くんは意地悪な子の真似をしないようにね。今日はママにお話ししてくれてありがとう。ママはすごく嬉しかった。これからも何かあったらパパやママに言ってね。大人同士がお話ししなければいけないこともあるからね。」と話しています。
ママに話しても無駄だって思われないように。
ママは味方だってわかってもらえるように。
そして、ママに話すと大事になってしまうから、もう話すのはやめようと思われないように。
そんなふうに嫌なことがあっても、基本的にいつも「楽しい♪」という長男。
ふと、思いました。
子どもは忘れっぽくできているのかもしれない、と。
例えば、遊びに入れてもらえなくて仲間外れにされちゃうことなんて、子どもの世界ではよくあることだと思います。
「い~れ~て♪」と言って「だ~め~よ!」と返されて、へこんで泣いたりしても、次の日には仲良く遊んでいたりします。
打ちひしがれてずっと引きずって傷ついていたら、2度と遊べなくなっちゃうと思うんですよね。でもすぐ仲直りしている。
だから子どもは忘れっぽい。
忘れっぽくなければ、子どもの小さな心はズタズタに傷ついて立ち直れなくなってしまうのではないだろうか・・・こんなふうに思いました。
そう考えると、「帰ったら手を洗いなさい」とか「給食袋を出しなさい」とか「靴は揃えて脱ぎなさい」とか・・・毎日毎日同じことを言って怒ったりしてますが、仕方がないところもあるのかも・・・なんて思えたりします

だからと言って「じゃあ、いいよ」ではないですけど!
そして忘れっぽいからといって、親自身が我が子を傷つける言動をすることがないよう、気を付けなければいけないと思いました。
もっと大きな心で「ど~んとこい!」と構えていられる母親になりたいなあ・・・と思う今日この頃です

Posted byだっこちゃんat15:54
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